ありのままの自分でいたい

ホリスティックライフコーチングでは、自分が知らず知らずに抱え込んでしまったネガティブな思い込み「恐れの声」に気づくというステップがある。

自分の恐れの声に気づくと言うことは、簡単そうだけど難しい。

そんなことを考えていた時、ふと、昔の恋愛のことを思い出した。

あの時、ある方とお付き合いを始めた時、「あ〜、ありのままの自分でいていいんだ。」と思った。

その人とはすぐに終わってしまったが、あの時感じた「ありのままでいていいんだ」という喜びの思いは、私の中で今でもはっきりと覚えている。

ただ、この「ありのままでいいんだ」とあえて感じて喜んだということは、ありのままの自分ではダメだというふうに思っていたということになる。

若い頃から、比較的自由に生きてきたとは思うが、それでも、自分には愛される価値はない、このままの自分ではダメなんだと思っていたのだ。

だけれど、この「自分には価値がない。このままの自分を誰も愛してくれない」が恐れの声だとしたら、その反対の愛の声は「ありのままの自分でいいんだよ。そして、誰かからに価値を認めてもらうのではなくて、自分で自分の価値を認めて自分を愛しなさいよ」ということになるだろう。

ならば、自分を愛するってどうするの?と考えた。

そしてまずやってみたのが、自己否定をやめる、ということだった。

私は私を肯定することにした。

どんなにかっこ悪くても、ダメダメでも、ひどいこと考えても、誰かを傷つけてしまったとしても、反省はするが、否定批判はしないと決めた。

そこからさらに、我慢することをやめた。

だからといって、怒りが湧いてきたら相手にぶつけていい、ということではない。

他者と関わるということは、楽しくて喜ばしいことだけではない。

ネガティブな感情を感じることも多々ある。

けれど、それをぶつけたり、陰口を言ったり、わかってもらいたくて他の誰かと共有したりはしないと決めた。

そんなことしても、誰の特にもならないし、共有された方は迷惑だ。

怒りや嫉妬、寂しさ、悲しみや絶望感は、感じてもいい。

人間として当たり前の感情だから。

けれど、この恐れの声に呑まれている時、そこには必ず、正反対の愛の声がある。

私はこの愛の声を自分で確認しながら生きていこうと思う。

この愛の声を聴くということが、そして、この愛の声に従うということこそが、自分を愛するということ、そして何より、ありのままの自分でいるということになるのだから。