私も弱い
私はずっと「何でこうなってしまうのか?」「どうして他の人はうまくやれているのに、私にはできないんだろう?」という自分に対する不甲斐ない思いがあった。
特に人間関係、更に言えば特別な関係性に至った時に、強くこう感じていた。
どうせ私は嫌われる
どうせ皆、私から離れていく
ちゃんと仲良くなれない…。
そんな風に私は私を定義付けていた。
だから私は、人と接する時はある一定の距離をとった。
あまりに好きになり過ぎたら、絶対に傷つくことになるからと。
そんな風に生きてきて、あっという間に50代になってしまった。
何だか虚しい気持ちがした。
このまま私は一生、誰とも心を許せないまま、死んでいくのだろうか。
本当に心を許せる、この人と出会えて良かったと思えるような人に出会えないまま、この人生を終えてしまうのだろうか。
そう思ったら、寂しかった。
アランは言う。
コーチングを通して、クライアントに癒しを提供すると同時に、自分も癒されるのだと。
その意味が最初はわからなかった。
私がコーチングをすることによって、クライアントが癒されていく、というのが世間から望まれていることだろう。
けれどアランは、
「最初から完璧な人間などいないし、完璧なコーチもいない。
誰しもが弱さや羞恥心、罪悪感を持っていて、それはどんなコーチでも、ましてやスピリチュアルティーチャーでもスピリチュアルマスターでも同じだ」と。
「そして、彼らはその弱さや羞恥心、罪悪感に立ち向かいながら、自分の魂を成長させていて、ある意味それは強さである。
そして、その強さこそが他者を安心させ、導いていけるのだと。」
だから私も、私の弱さや羞恥心、罪悪感と向き合いながら、クライアントさんと向き合いたい。
クライアントさんと同じように悩み苦しんでいるけれど、コーチングを通して、クライアントさんと一緒に癒され、成長していきたいと思っているのだ。
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