私がヘナにハマった理由
カラーにもいろいろあります。
アルカリカラーやヘアマニキュア、中性カラーと呼ばれるものや、ハーブカラーと呼ばれるものなど、それはそれはたくさんあります。
私も美容師の端くれですから、色々試してみましたし、カラーのメニューとしてお客様にもたくさん施術してました。
実はヘナも、20年以上前に勤めてたサロンで少しかじったこともありました。
でも、あの時のヘナは、人工色素が入ったケミカルヘナ。
ヘナなんだけど、短時間で黒く染まるものでした。
だけど、その頃の私は、ナチュラルヘナとケミカルヘナの違いもわからず、「ヘナで何色に染めますか?」なんて、平気で言ってました。
そして、「かぶれた!」って申告するお客様がいても、あ~、残念だったね~ってな具合で、その原因やヘナの正しい知識を学ぼうともしませんでした。
それから20年余り、今のサロンのお客様にご自分でヘナをやってらっしゃる方がいました。
いつもいい色に染まってらっしゃって、気になったので、何で染めてるの?と伺ったら「ヘナだよ」と。
「ヘナで染め始めたら、クセ毛でいつも広がってたのが、扱いやすくなったんだよね。」とのこと。
ふ~ん、ヘナか。ちょっと面倒くさくて、サロンで技術メニューにするには、大変かな?時間もコストもかかるしね・・・。
でも、自分の髪にやるには興味あるかも・・・。
そんな時に、とあるショッピングセンターでヘナが売られていました。
まあ、そんなに高くないし、一回やってみようかな・・・。
早速買ってきて、自分でやってみました。
うまくできませんでした・・・。
パッケージ通りにペーストを作ったはずなのに、ダマダマだし、ザラザラだし、ボテボテだし、髪に付けてもうまく付かないし。しかも、時間は多めに置いたけど染まってないし!!しかもしかも、ちょっと臭いし!!!
なんだこれ~?でもまだ半袋残ってるし、もったいないし、もっとちゃんとやれば、次は染まるんじゃないの?
くっそ~、リベンジしたるわ~!
ということで、再び挑戦。
まず、ダマダマを作らないように、お湯の量を少し増やして、お店で使ってるカラー用の刷毛で塗って、髪が見えなくなるくらいにたっぷり塗って2時間放置。
そうしたら、おお~、染まってます!
アルカリ白髪染めカラーで明るく染めてた部分は、そのままの明るさでオレンジ色が入ってオレンジブラウンに、そして白髪の部分はしっかりオレンジに染まってました。
なるほどなるほど、これはコツがいるし慣れるまでは大変かもね。
でも、白髪染めしたという観点からみると、髪が全然パサパサしてないし、しっとりまとまってるし、なんなら天使の輪もできてるし!!
この手間と時間を攻略すれば、私の髪もツヤサラになっちゃうんじゃないの~?
ということで、ここから私のヘナの旅が始まったのです。
皆さんもヘナにチャレンジしたいけど、どうしようか迷ってらっしゃるなら、お気軽にご相談くださいね。